「肩はもっと動くよー」とパチコメを頂き確認してみると…やはり前回紹介した程度までしか曲がりません;; 何故…と思い中が見えるようにバラしてみました。
前回紹介した曲がり具合はコレくらいでしたよね。この状態でクイクイ曲げてみても、一向にこれ以上動かないのです。
しかし、ふとサークルフレームとの接合部分を見てみると、↑の状態ではここがほとんど動いていないことに気づきました。
アレ?とユニットごと上に動かしてみると、ガイドに沿ってここまでサクっと動くではないですか; 肩ブロックは、サークルフレームのガイドを内外両方からしっかりと固定しているので、肩で動かそうとすると支点がズレているので動かしにくいことが分かりました。
肩ブロックを中心に見た場合、上面の小さい装甲パーツは、肩ブロックの可動に連動して内側へ完全に引き込まれているのも確認できます。
装甲を付けて上から見ても、これまでとは雲泥の差といえる可動域です。ちなみに、ここまで可動させると、肩ブロックの動きで襟元のブロックが左へと押し出されるように動きます。
ただ、装甲を取り付けてしまうと、サークルにより近い支点で肩ブロックを動かそうにも装甲が邪魔で結局振り出しに戻ってしまいます。しかし連動可動するのは、肩ブロックだけでなく脇腹のパーツも動きますので、コレを利用することにしましょう。
実際腕をつけたときにどうかはまだ分かりませんが、少なくとも現時点では肩と脇腹両方を赤矢印の方へ動かすことで簡単に肩付け根を動かせるようになりました。ちなみに脇腹がスライドすることで、内臓されたリボンケーブルも露出するんですね〜。
サークルフレームは、思ってた以上に奥の深い構造のようです。脇腹の装甲が可動するのは、きっと肩をあげたときに脇腹の筋肉が伸びるイメージでしょうね。デザイナーの海老川氏が考えた”人体に近い動きを再現するためのサークルフレーム ”という解釈がより分かったような気がしました。さて次回こそは、塗装も乾くでしょうから頭部の製作に取り掛かりますよっ。では、See you next time!