まずは前回の宿題?から。右脚を組み上げたところで終わってしまって、肝心の腿付け根のフレームと足を合わせるのをすっかり忘れてました; ということで、今回はそこからはじめていきますっ。
これで右脚の完成です。つや消しでまとめた外装のところどころに、メタリック塗装を施したフレームの金属の質感がチラチラと覗き見えます。脚全体のバランスも悪くなく、パネルラインの増加などでブラッシュアップされたディティールは、とてもVer.Kaらしい仕上がりだと思います。
フレーム状態の左脚との比較です。外装を付けた脚部だけを見た場合、MGのアレンジとしてフレームのあちこちがちょっとずつ露出しているのを見て取れるわけですが、改めてフレーム状態のモノと比べると……ほとんど外装で覆われてますね; 装甲の隙間から覗くフレームは、メカらしさを感じさせる大事な要素ですので、MGというグレードを活かすならもう少しメカニカルな露出があっても良いかな?
外装のありなしの比較も終わったところで、左脚にも外装を取り付けてしまいましょう。左脚側も全ての装甲は着脱可能なよう調整してありますので、完成後も装甲を外してフレーム状態を楽しめるよう組んであります。ちなみに外装パーツ(フレームもだけど)は、左右による形状の違いはありません。ただし脹脛側面は、左外側にのみデカールを貼る指定があるため、見た目の違いは発生します。そこだけ注意しましょー。
今度の比較は、”ノーマルモード”と”発動モード”についてです。写真の通り、ユニコーンのように装甲の展開や骨格自体の長さの変化もあるわけですけど、νガンダムの場合はサイコフレーム装備を前提としていないためか、変形だけじゃなく外装の一部をパージする必要があるようですΣ ただパージするといっても極々一部ですし、見た目の変化はユニコーンのそれとは比べればかなりシンプルです。後付け設定の変形としては、このあたりがギリギリのラインなのかもしれませんね。
しかし……どうせパージするなら、ダブルオークアンタみたいに……とまでは言いませんが、いっそのこともっと外しちゃってもよいのでは?とも思えてきます(^^;
最後は膝横の丸い凹ディティールをもう少し掘り下げ、そこにゴールドで塗装したマイナスモールドを埋め込みました。以前”MG 1/100 GAT-X103 バスター”で使ったのと同じ手となります。今回は元のディティールサイズに合わせて1.4mmを使いましたが、2.0mmくらいまでサイズアップしてもいいかもですねー。あと色もフレーム色と合わせてもいいですし、マイナスモールドじゃなくてリベットなんかも合うと思います。いろいろやり方はありますから、お好きな方法でどうぞー。
以上です。今回は組み立て作業というより、比較紹介が多かったですな; しかしこれで両脚が組み終わりましたから、次回からはいよいよ胴体へと作業の場を移せます。下からということで腰周りから装甲を取り付けていきますかねー。
では、See you next time!
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