尚、フィン・ファンネル以外の武装の紹介は、前回の「基本武装編」をご覧くださいませ。
まずは、劇中仕様の左肩側にのみフィン・ファンネルを装備した状態から。見慣れた装備形態ですね……って一番外側に装着したファンネルは、本来の取り付け位置はもう少し上だったか; しかし、最初に見たときはアンバランスな感じが強かったですけど、もうすっかり馴染みましたな。実際の装備時の問題は、見ての通り左側へ重心が傾くため、腰周りの関節を固めにしておかないと、腰がくねっと曲がってしまいます。さらに12基仕様のダブルフィンファンネルになると、その重みで後ろに仰け反りやすくなります。なので腰部のボールジョイントはしっかり調整してあげましょう。
こちらは画像をクリックすることで、大きい状態をご覧いただけます。
ファンネルを切り離して、それぞれ射撃形態へと変形してく様子をポージングしてみました。付属のフィン・ファンネルを保持するアームは、少々癖があり角度を付け難いのですが、Hi-νのようなプラ棒を曲げて保持するタイプよりは貼るかに使い回しがいいです。
ダブル・フィン・ファンネル 拡張ユニットに付属するエフェクトパーツも着脱がしやすくなっており、ポージング中のストレスがだいぶ軽減されています。また、このエフェクトパーツに上手く光を当ててやることで、開放バレルが「バチバチバチッ!!」って本当に発光しているかのような演出も可能(※注:写真は、後からフォトショなどで加工して光らせているのではなく、そのままの状態を写したものです)です。
上段の写真は、画像をクリックすることで大きい状態をご覧いただけます。
キット付属の専用スタンドのおかげで、νガンダムらしいポージングが手軽に楽しめるのもこのキットの魅力といえるかもですな〜。ただ、一見すると問題のないように見えるディスプレイアームですが、もちろん欠点がないわけではありません。1つは、長さの関係で機体の前方など一定以上の距離にフィン・ファンネルをディスプレイすることが出来ないこと。1/100サイズですので、アームが長すぎるとわたんで保持しきれなかったり、破損の危険がありますからね。さらに、アームの角度を調整するためには接続部を一端抜き差しする必要があるのですけど、キットそのままだと抜くにも挿すにも固すぎるのです。ここは、少し削ってある程度着脱しやすいようにしておくと楽になります。
ちなみに今回のレビューでは、アームの長さを補うために”透明なアクリルキューブ”をディスプレイの補助に使っていますが、他にも”バンダイの魂STAGE Act.4”なども使えますので、いろいろ工夫してみてくださいな。
展開するフィン・ファンネルの数を増やすと、迫力が出てきますねー。ただ、その分ディスプレイスペースをかなり必要としますので、飾る場合は広く確保したいころです。ちなみにIKEAのデトルフの場合だと、1ブロック分のスペースでゆとりをもって飾ることが出来ます。デトルフは、夏に値下がりしたおかげでIKEAで買った場合は6000円切ってますし(その分代行業者の価格も下がってます)、νガンダム、サザビーのディスプレイに合わせて導入するのもアリかも?しれません。
劇中ではありませんでしたが、ビームライフル、ハイパーバズーカの両手持ちでのディスプレイもなかなか見応えあります! ただ……こういう構え方をすると、途端に種っぽさがグッと増したように感じてしまうのは自分だけでしょうか?; でも、武装の持たせ方と角度が決まるとすごく絵になるんですよねー、こういうポージングって。
別に種系の演出が苦手というわけではないんですけど、映画で言うと……一時流行った”ジョン・ウー演出(二丁拳銃と画面いっぱいに飛び散る薬莢etc)”ぽくなるので、あまり多用されると観ていてテンションが上がり難くなるのです(^^;
下段の写真は、画像をクリックすることで大きい状態をご覧いただけます。
さて、ここからはお待ちかねの”ダブル・フィン・ファンネル形態”のポージングです。両側に6基ずつのフィン・ファンネルを装備することで、見た目にはシンメトリーがとれるわけですが……若干見慣れない姿ですな; 12基のダブル・フィン・ファンネル仕様で組むときは、背中の重量が思った以上に凄いことになるため、仰け反らないよう腰関節を固めに調整した方が無難です。写真はスタンドを使用していますけど、関節の調整がしっかり出来ていれば過去の作成レポートの通り自立させることももちろん可能ですので、お好きな立ち姿で飾ってやってください。
写真は、上下ともに画像をクリックすることで大きい状態をご覧いただけます。
まずは高機動状態のポージングでも。フィン・ファンネル同士の連結は改修により安定して保持されているので、ボロボロ落下することはないのですけど……こういう前傾姿勢のポージングをとるとファンネルが重みで垂れ下がってきます; 本物?のνガンダムと同じく、キットの方も無重力下が一番ベストなようですw
ここまでファンネルの数が増えると、1つのポージングをとらせるだけでも5〜15分くらいかかるようになりますorz アームの可動範囲の癖もありますから、フィン・ファンネルの配置を思ったようにするのは意外と難しいですな〜……。この写真においても、出来れば片側6基全てを扇状に展開したかったのですが、微妙な角度調整に挫けて5基になってしまいました(^^;
下段の写真は、画像をクリックすることで大きい状態をご覧いただけます。
さぁ徐々に展開するファンネルの数が増えてきますw 今度は6基分です。フィン・ファンネル用のエフェクトパーツは、先ほどまでの写真のように光を上手く当てることで劇中のような発光状態を楽しむことが出来ますが、これだけ数が増えるととてもじゃないけど光を当てきれなくなりますorz このレビュー中の写真では、基本的に銀レフを使って発光状態を再現しているのですけど、角度の違うファンネルがこれだけあると……その数の分だけ銀レフとそれを支える人の手が必要になってくるわけです。とてもじゃないけど無理ー(ノД`)
お待ちかね? 12基分のフィン・ファンネルを射出ですっ!! ここまでくると、もうわけわかりませんねww 当然アームの数も足りなくなるため、もう一台の専用スタンドも使っています。ただ、元々本体を支えるスタンドのため、はっきり言って前に置くとメインの支柱が邪魔です;; それと、通常のファンネルのようにサイズが小さいタイプであれば、キュベレイのように10基くらい同時展開させてもさほど違和感ないのでしょうけど、フィン・ファンネルは1つ1つが大きい分、12基全部を飾るとちょっとうっとおしいですな(^^;
上記のような大きさと数のバランスを考えると、フィン・ファンネルサイズの場合はストフリのドラグーン8基あたりがギリギリのラインなのかもしれません。でもまぁ、こんな数まかせなディスプレイはこういうときでしか出来ませんので、これはこれで貴重な体験だったとも言えます。思い返すといろいろ大変でしたけど、このポージングも楽しかったです、ハイ。そして、上手く光が当たってバチバチいってる一枚が撮れると……やっぱりテンションあがりますなw
下段の写真は、画像をクリックすることで大きい状態をご覧いただけます。
見た目的に、展開しているフィン・ファンネルの数はこれくらいがベストな気がします。ということで、以上、”MG RX-93 νガンダム Ver.Ka + ダブルフィンファンネル 完成レビュー(フィン・ファンネル編)”でした。
こちらの写真は、画像をクリックすることで大きい状態をご覧いただけます。
「フィン・ファンネル編」はここまでです。引き続き「発動モード編」をご覧くださいませ。
完成レビュー(基本武装編) 完成レビュー(フィン・ファンネル編) 完成レビュー(発動モード編)
箱絵紹介 作成レポート